ホーム>業務日誌&コラム>2013年3月

2013年3月

繰上返済の落とし穴

 お陰様で弊所も全てのお客様の確定申告を終え、通常業務にもどりました。期間中はご協力ありがとうございました。

 

 確定申告で税金の計算をしていると、やはり効果が大きな、と感じるのは住宅ローン減税です。年末借入残高の1%や0.5%などが減税されますから、数十万円も税金が変わってきます。しかし、ローンを組んで支払う利息と、減税される金額を比べると、よほど有利な条件のローンでない限り、支払う利息の方が多くなりますから、やはりローンの残高は早く減らしたいものです。

 

そこで、まとまったお金が入った時などに、ローンの繰上返済を行う方が多いのですが、その際に注意しなければならないことがあります。繰上返済を行って返済期間が10年未満になってしまうと、住宅ローン減税が適用されなくなってしまうのです。この「10年」とは、借り入れた時点から完済までの期間ををさします。つまり、「支払い済み期間」+「繰上返済後のローン期間」が10年以上必要ということです。

 

ローンの残高が残っているのだから、こんな落とし穴のような扱いをしなくても良いのではないかと思いますが、元々住宅ローン減税は、10年以上のローンを組んでいないと適用されないので、その点との整合性をとっているようです。少しでも負担を軽くしようとして、逆に減税で損をすることのないよう、十分気をつけていただきたいと思います。

 

3月の税務

弊所も2月18日から確定申告の業務に入り、繁忙期を迎えています。3月の税務をご案内します。

3/11
●2月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付

3/15
●所得税確定損失申告書の提出
●前々年分所得税の更正の請求
●個人の青色申告の承認申請
●前年分所得税の確定申告
●前年分所得税の総収入金額報告書の提出
●確定申告税額の延納の届出書の提出
●前年分贈与税の申告
●個人の道府県民税、市町村民税、事業税及び事業所税の申告

4/1
●1月決算法人の確定申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・(法人事業所税)・法人住民税>
●個人事業者の前年分の消費税・地方消費税の確定申告
●1月、4月、7月、10月決算法人及び個人事業者(前年12月分)の3月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
●7月決算法人の中間申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・法人住民税>(半期分)
●法人・個人事業者(前年12月分及び当年1月分)の1月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
●消費税の年税額が400万円超の4月、7月、10月決算法人の3月ごとの中間申告<消費税・地方消費税>
●消費税の年税額が4,800万円超の12月、1月決算法人を除く法人の1月ごとの中間申告(11月決算法人は2ヶ月分)<消費税・地方消費税>