ホーム>業務日誌&コラム>2011年7月

2011年7月

平成23年の路線価 その2

 前回路線価の話を日誌に書いたところ、「具体的には、路線価っていくらくらいなんですか?」とご質問を受けました。近隣の都県庁所在地の路線価を見てみましょう。

・東京都 中央区銀座5丁目 銀座中央通り 22,000,000円

・神奈川県 西区南幸1丁目 横浜駅西口バスターミナル通り 5,910,000円

・埼玉県 大宮区桜木町2丁目 大宮駅西口駅前ロータリー 2,250,000円

・千葉県 中央区富士見2丁目 千葉駅側通り 1,270,000円

やはり銀座が群を抜いているようですね。

東京に次いで高いのは、

・大阪府 北区角田町 御堂筋 6,800,000円

名古屋は横浜に次いで4番目です。

・愛知県 中村区名駅1丁目 名駅通り 5,810,000円

国税庁のHPから閲覧できますから、気になる地点を検索してみては如何でしょう。

平成23年の路線価

 7月1日、国税庁が平成23年の路線価を公表しました。これは、相続税や贈与税などを計算する時に、土地をいくらで評価するかを定めたものです。道路毎に金額が設定され、その道路に面した土地1㎡あたりが、原則的にその金額で評価されます。

 路線価は、一般的に市価の80%くらいと言われていますが、不況の影響を受けて最近は下落が続いています。都道府県庁所在地の最高路線価は、22年と23年を比較すると、43の都道府県で下落、3県で横ばい、上昇したのは1県だけでした。しかもこの金額は、東日本大震災の影響が反映されていません。特に地価が下落した地域では、「調整率」を乗じて計算するようですが、その「調整率」は、10月以降に公開されるそうです。まだしばらくは、地価が上昇することはなさそうですね。

奥様と共有名義の不動産

 今回は、転勤でご自分の持ち家を賃貸に出した、サラリーマンの方からご相談を受けました。「妻と共有名義になってるんですが、家を賃貸に出すと、妻が扶養家族にならなくなるって本当ですか?」と、心配しておられます。確かに、不動産賃貸の収入と、収入に係る経費(固定資産税や手数料など)は、ご主人と奥様の持分割合で按分し、それぞれが利益を計算しなくてはなりません。その結果、奥様の利益が一定額以上になると、扶養家族に入れなくなってしまいます。

「遊ばせておくよりは良いだろうと思って賃貸に出したんですが、そんなところに影響が出るんですね・・・。」と、複雑そうでした。しかし、早いうちなら、ある程度は対策を講ずることができます。資料を揃えて、もう一度ご相談いただくようお勧めしておきました。家賃による利益やご主人様の税金を考慮し、最も効果の高い方法をご提案したいと思っています。

7月の税務

7月は源泉所得税の納期特例分の納付があります。夏のボーナスを支払う会社も多いので、資金繰りが大変な月です。

7月11日
●6月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付

7月15日
●所得税の予定納税額の減額申請

8月1日
●5月決算法人の確定申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・(法人事業所税)・法人住民税>
●所得税の予定納税額の納付(第1期分)
●2月、5月、8月、11月決算法人の3月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
●法人・個人事業者の1月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
●11月決算法人の中間申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・法人住民税>(半期分)
●消費税の年税額が400万円超の2月、8月、11月決算法人の3月ごとの中間申告<消費税・地方消費税>
●消費税の年税額が4,800万円超の4月、5月決算法人を除く法人・個人事業者の1月ごとの中間申告(3月決算法人は2ヶ月分)<消費税・地方消費税>

-----------------------------------------------
○固定資産税(都市計画税)の第2期分の納付